中島みゆきコンサートのチケット転売防止への取組み
近年、音楽業界のチケットの高額転売防止に向けての取組みが素晴らしいです。
私が、来春参加する中島みゆきラストツアー2020「結果オーライ」についても、チケットの抽選申し込みを受け付ける際の注意事項に、入場の際の本人確認が説明されていました。
中島みゆきラストツアー2020「結果オーライ」本人確認について
公演入場の際の「本人確認」の実施
公演チケットが「不正取引によって入手された事が判明した」場合、及び公演当日「本人確認ができない」場合は、そのチケットは無効となり、いかなる理由においてもご入場はお断りする。
その場合のチケット代金、及び手数料、並びに交通費や宿泊費などの関連費用の返金・補償は一切しない。
「本人確認」の方法
公演入場の際に指定身分証を提示することが義務づけられました。
以下は、主催者から発表された内容です。
<身分証明書>(全て原本のみ有効。コピー・期限切れのものは無効)
他人の身分証明書を不正に作成あるいは使用した場合は、文書偽造・同行使罪や、詐欺罪等に問われる可能性があります。
■1点持参で確認できるもの
(1)運転免許証、又は運転経歴証明書
(2)パスポート
(3)顔写真付きマイナンバーカード(通知カードは無効)
(4)住民基本台帳カード(顔写真付き)
(5)外国人登録証明書、在留カード、特別永住者証明書
(6)各種 障がい者手帳(顔写真付き)
(7)クレジットカード(顔写真付き)
※、なお、マイナンバーカードはどなたでも無料で取得して頂けます。発行にはお時間がかかりますので(概ね1ヶ月程度)早めのご準備をお勧めいたします。
上記(1)〜(7)の指定身分証をご用意できない場合は、下記のうちいずれか2点をご持参ください。
■2点持参で確認できるもの
(8)健康保険証
(9)介護保険証
(10)後期高齢者医療被保険者証
(11)年金手帳
(12)学生証(顔写真付き)※社員証は顔写真の有無に関わらず無効
(13) 住民基本台帳カード(顔写真なし)
(14)戸籍謄本
(15)住民票の写し
上記の確認が取れなかった場合には、いかなる理由でもご入場をお断りさせて頂きます。
チケットマッチングシステムの導入
高額転売が出来ない様なシステムで、チケット販売されていますが、そういう転売をする気が無く、普通にコンサートを楽しみたいと購入したファンが、どうしても行けなくなることもあります。
そんな時に、これまではヤフオクやチケット転売サイトなどで譲る人を見つけていました。
ところが、この時にそうしたファンが定価以上の値をつけて転売して、プロの転売ヤーとは違う、ごく一般ファンの高額転売行為も問題になっていました。
今回は入場の際に、本人確認が求められるために、そんな行為もシャットアウトされたと思います。
そのためにどうしても行けないファンのために、本人確認というルールもきちんとクリアできる譲渡方法、チケットマッチングシステムの導入が発表になりました。
このシステム、他のアーティストのコンサートツアーでも既に導入されているものもあります。
今後は、当たり前のシステムになると思いますので、どのようなシステムかをご説明します。
中島みゆきコンサートでのチケットマッチングシステムとは
私は、中島みゆきファンクラブ「でじなみ」の先行受付でチケット当選しました。
そんな会員向けに送られてきたメールを抜粋してご紹介しますね。
これで、チケットをお持ちの方も、都合で参加できなくなっても、お相手さえ見つかれば、チケット代金が戻ってくるので安心ですね。
そして、まだチケットを入手できていないファンの方にも、ある意味朗報とも言うべきシステムの発表だったと言えるのではないでしょうか?
私も、もう1か所のコンサート会場に行けたらと思っていますので、嬉しいシステムでと思いきや、注意事項にこんな明記がありました。
お1人様1公演のみ2枚までとなります。
ということで、すでに1公演2枚のチケットの当選している私は対象外になります。
1人でも多くの中島みゆきのファンが、コンサートに参加できるようなシステムですから、これでいいです。