カープ勝ちきれない
遠藤対秋山の先発対決は今日で3度目。
これまでの対戦2試合は、1敗1分け。
秋山とは、今季4度目の対戦で、もう1試合九里が対戦していてここでも1敗して、通算2敗1分けと勝てていませんでした。
今季苦手の秋山投手をとらえた菊池の同点弾
カープにとって阪神の先発で勝率が悪いのは西勇輝投手でしたが、今季この秋山投手に分が悪いんです。
そんな試合前の見方の中で、初回いきなりのサンズに浴びた3ラン。
初回の遠藤投手の制球難を見ていてどうなるかと思っていましたが、その後は見事な修正力を見せて、よく7回まで投げ切りました。
そんな遠藤投手の踏ん張りに応えたのが菊池涼介。
前の打者の安部の見逃し三振でがっかりしていたところに出た3ランでしたから、起死回生の同点弾でした。
最悪でも負けない展開だったはず
守護神フランスアが10回に予定通り抑えて、最低でも負けはないとみていた試合でした。
実は、10回始まる前に、フランスアがベンチのところに上がってくるシーンが映し出されたのだけど。その表情を見て何か知らないけど不安を感じた。
表情に覇気が出ていなかったんです。
先頭を簡単に歩かせたのが全ての始まり。
絶対的信頼感を誇っていたフランスアが今日も綻びを見せて敗戦。
でも打たれたのは大山の1本のみ。
前進守備さえしていなければ、打ち取った当たりですから、ツキがありませんでした。
初戦苦手の西勇輝投手の試合を勝って、幸先良かったけど大瀬良で負けて、今日は頼みのフランスアで連敗。
明後日からの13連戦に不安を残す結果となりました。
今日の試合クローズアップ
遠藤投手修正力抜群
遠藤投手の課題はやはり立ち上がり。
これまでも、初回、2回に失点を許してしまうケースが多いので、気を付けて欲しかったのですが、今日も初回に3失点。
とにかくボール先行の苦しい立ち上がりで、ランナー貯めての被弾。
今日はどうなることかと心配したけど、よく7回まで投げてくれました。
7回 118投球 4被安打 7奪三振 2四死球 3失点 |
結局、4安打2四球のうち、初回に3安打1四球固められたけど、それ以外は見事な修正能力を発揮してくれました。
菊池涼の同点3ラン
5回に飛び出した同点3ラン。
1アウト2・3塁のチャンスで、安部が見逃し三振でチャンスをつぶしかけていたところで飛び出した一発だっただけに、まさに起死回生の一打でした。
塹江 ナイス回跨ぎ
昨日の先発大瀬良が3回で降板した煽りをくっている中継ぎ陣。
そんな中で、塹江が回跨ぎの2イニングを見事に抑えてくれました。
塹江の回跨ぎといえば、DeNA戦のサヨナラ負けという嫌なイメージがまだ残っていましたが、今日は見事に9回のピンチを切り抜けてくれました。
守護神フランスア崩れる
許したヒットは1本のみ
先頭を簡単に歩かせてしまったのが誤算。
許したヒットも前進守備をしいていたためのヒット。
誠也は長野の存在もかなり意識していたみたいで、鋭い突っ込みが無かったように見えた。
いずれにしても先頭の制球難から始まったピンチを抑えきれなかった。