12球団初のマツダスタジアム練習見学はなぜ最大500名にのか?
明日21日から3日間、中国新聞社のホームページから見学希望者を募り、当選した1日125組、最大500名上限にしてマツダスタジアムで行われている全体練習に招待します。
新型コロナウイルス感染防止対策のため、いろいろな自粛が要請される中、緊急事態宣言が解除された広島県。
ある程度の批判が想定される中、カープが12球団の先陣を切って、観客をマツダスタジアムに入れます。
24日のチーム練習休日がをはさんで、25日以降も球場開放するらしく入場数増加も検討していくそうです。
最大限の感染対策を準備しての取組み
今回の練習見学については、行政と十分に話し合いを進めた上での実施です。
十分なコロナウイルス対策が講じられています。
□招待の対象は広島県民のみ(他県からの越境については自粛を講じています)
□マスク着用 □入場口で体温チェック。37.5℃以上の場合は、同伴者も入場不可。 □客席は中段より後方に指定 □4名1組に20席を配置して、それぞれの距離間を保つこと □球場スタッフはフェイスシールド着用 □球場内の手すりなどは定期的に消毒 □選手との接触機会はなし |
とにかくやれる感染対策は全て取り組まれていますので、安心して見学できると思います。
入場したファンに求められること
□大声での会話や声援を慎むこと |
大声援はしばらくの間我慢です。
なぜ練習見学招待者は最大500名なのか?
今回の練習見学の招待数が最大500名はどうしてなのか?
まず12球団初の取組みということ、すなわち前例がないんです。
どれだけの人数なら球場内で3密を防ぐことが出来るのか、今は手探りの状態なんです。
だから、今回最大500名の入場に限定して入場してもらって、この3日間で状況を把握するのです。
次に、24日の全体練習の休日を挟んで、25日からも球場開放の予定で、今度は入場数増加もあるそうです。
これは、開幕していつの段階で観客試合が開催できるのかわかりませんが、台湾プロ野球の観客試合スタートは1000名限定での実施でしたから、おそらく1000名くらいまでの見学招待者まで持って行ってシミュレーションを重ねて行くものと思います。
今シーズンは満員の観客の中で試合をするのは無理かもしれません。
それでも、1カ月時間が経過すると状況は大きく変化します。
これまでも考えてみてください。
2月
プロ野球開幕が延期されることなんて思いもしなかったです
普通にキャンプも行われていましたが、2月下旬に自粛要請が出て状況は一変しました。
3月
プロ野球開幕が延期が決まったとはいえ、4月上旬開幕をめどにしていました。
それが4月下旬にずれ込んだものの、3月の3連休には気のゆるみが出るくらい、感染者数は深刻なものではありませんでした。
その後、日に日に新規感染者数が深刻さを増したのは最後の1週間でした。
4月
緊急事態宣言が出されるなど深刻な状態となり、開幕の目途になる日程さえも決められなくなりました。
5月
緊急事態宣言がまだ解除されていないところもありますが、新規感染者数がようやく減少しはじめました。
22日の代表者会議では、いよいよ具体的な開幕日が示されそうです。
いつもの球場の姿に戻るための第1ステップの500名
このように1カ月ごとに見て見ると、大きく状況が変動して行ったのがわかります。
ここまでは悪い方向へ向かっていってたのですが、5月のピークアウトを境に、今後はいい方向へと刻々と変化していくと期待出来そうです。
その明るい見通しを期待して、希望する流れはこうです
6月にプロ野球開幕 7月のどこかで観客試合実施 8月にはその観客数を徐々に増加して実施 9月にはいつもの姿が球場に戻って来る |
あくまでも希望です。
新型コロナウイルスの第2波が予想されている中で、今年いつもの姿が球場に戻ることはないとの見方もありますが、それでも1カ月たてば上記のように状況は変わりました。
ただ今度は、いい方向に状況は変わる時です。
そう信じて、カープが12球団のトップを飾ってのこの企画、私は広島県人ではないので見学にいけませんが、明るい希望や元気をもらいたいと思っています。