プロ野球開幕がまた遠のいた
今日また政府の緊急事態宣言が、5月6日から5月31日に延長されました。
これにより、プロ野球の6月中の開幕が困難になり、7月にずれ込む可能性が高まった感があります。
楽天以外は、練習を開始していますが、全体練習ではありません。
ましてや実戦形式の練習が出来ていなくて、最低でも3週間~1カ月程度の調整が必要とされているので、逆算しても6月中の開幕が難しくなりました。
5月11日に12球団代表者会議がありますが、開幕に関することよりも、今季の試合数とか、オールスターゲームの開催の可否程度になると思われます。
セパ交流戦の中止
プロ野球開幕を決める基準に何か
4月23日に専門家チームから、新型コロナウイルスの感染の現状報告と、プロ野球開幕に向けての提言がありました。
□開幕日程については「政府、自治体、世論」の3つのバックアップがあることが条件
5月の連休明けの決定ということでしたが、今日の緊急事態宣言延長でまた判断しにくくなりました。
台湾と韓国ではすでに無観客で開幕をしています。
プロ野球ファンは、無観客試合での開催については、こういう状況下では仕方ないと考えています。
それよりも、無観客でもプロ野球の開幕を歓迎するムードが漂っていますので、問題はないと思われます。
無観客試合でも残る不安
ただ心配は残ります。
例えば、東京や愛知、大阪、兵庫が緊急事態宣言の特定地域ということで、宣言が撤回されていてもそうした地区の球場への移動と宿泊の際に感染リスクが高まります。
無観客とはいえ、ファンが球場に駆けつけたり、パブリックビューイングをやっているようなスポーツバーなどのお店にファンが集まってしまわないかという不安が残ります。
無観客試合で開幕するけど、どのタイミングまでそれを続けるのか?
一部では今季全試合の無観客も言われていますが、段階的に観客を入れていくことも検討されているようです。
その場合は、日本よりも早く開幕している、台湾や韓国がどのように対応していくかが見本になりますから注目したいです。
プロ野球開幕を決める基準とは
では、いつプロ野球が開幕するのか?
その基準になるものとは何なのか?
「緊急事態宣言」の解除される時期 政府からのイベント等の自粛要請の緩和の時期 |
この2つの時期が訪れて、なおかつ
□新規感染者数の推移が1日あたり最低でも全国100名を切ること。
例えば、東京などでは1日10名着ることが1つの指標と思われます。
□一人の感染者が何人に感染させたかを計る「基本再生産数」の数値がとにかく0に限りなく近くなること。
今日現在、東京は0.5人、全国では0.7人とされていますが、情報番組に出演されている専門家の方々はこの数字については疑問視されているようです。
□みんながプロ野球やJリーグなどの再開を望む声が高まること。
7月以降のスポーツ大会なども中止が決定しているものがある中で、それでも容認する意見が高まること。
スポーツ界が元に戻るためにSTAY HOME
そうしたすべての条件が満たされて、プロ野球の開幕が決定されると思われます。
新型コロナウイルスですべてのスポーツ界が沈みこんだ中で、プロ野球の開幕やJリーグの再開があれば、明るい話題になるし、これからの希望と元気を与えられると思います。
心より、1日も早い新型コロナウイルスの終息を願って、今はぐっと我慢のSTAY HOME頑張りましょう。