バティスタと再契約すべき -元カープ番記者からの提言-
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バティスタ選手の動向について

バティスタとの契約問題の続報はまだ飛び込んできません。

契約するかどうかはまだ未定ながら、
佐々岡監督と大野豊さんのインタビュー記事の中で、佐々岡監督が「一応、契約する方向である」という意向を示してからは、バティスタと再契約するだろうという推測が先行しているのが現状です。
一方、フロント側から流れて来る言葉は、「バティスタと契約するかどうかはこれから」とはっきりしないコメントが続いています。

ただ、来季も契約する権利を持つ保留選手名簿が12月2日に公示されて、バティスタの名前が登録された以上は、どちらかというと再契約の方向に動いているだろうという見方はだいたい一致している模様です。

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バティスタは再契約すべき-元カープ番記者からの提言-

そういう状況の中で、今はカープ担当から外れましたが、今シーズンのカープ番記者だった田中昌宏さんが、バティスタは再契約すべきというコラムを発信しました。
この田中氏は、Twitterでカープのいろいろな情報を発信してフォロワーも多かったので、この記者をご存知の方も多いと思います。
カープ番記者だったからこそわかる事情を背景にその思いを書き綴っています。

田中氏の「バティスタと再契約すべき」の内容はこうです。
スポーツ報知 野球コラム

広島は臆することなくサビエル・バティスタ外野手(27)と再契約すべきだ。記者はそう考えている。

バティスタがドーピング検査に引っかかり、禁止物質に指定されているホルモン調節薬「クロミフェン」と、その代謝物「ヒドロキシクロミフェン」が検出されたのはご存じの通り。だが本人は意図的な摂取について否定している。記者は当初、そんなバティの「私は禁止薬物が成績を上げる助けにはならないと考えているため、今までステロイドや他の薬品を使用したことはありません」という声明や「何に禁止薬物が含まれていたのか検証できませんでした」というアナウンスを眉唾で見聞きしていた。だが、複数の関係者によると、意図的でない可能性が本当に高いのだそうだ。

関係者の話を総合すると、バティは今年2月頃、沖縄の米軍施設内で、いずれも日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の認証を受けていない海外製のサプリメントを2種類購入して服用したとみられる。うち1種類が当該物質に汚染されていた可能性が高かったという。球団などは可能であれば“汚染サプリ”を検証するつもりだったが、(1)消費済み(2)海外製(3)購入場所が特殊 の理由で実現できなかった。

関係者の1人は「私は薬物については素人だが」と前置きした上で、こう説明した。「クロミフェンもその代謝物も隠蔽物質ではないし、そもそも現在の検査技術では、筋肉増強剤の服用を隠蔽することは、ほぼ不可能だと聞いている」。同関係者によると、クロミフェンが単体で検出されるケースは、汚染されたサプリによる“うっかりドーピング”がほとんどだという。昨年度、検査でクロミフェンが単体で検出された国内の陸上競技選手が処分を受けたが、こちらも海外製サプリが汚染されていたと主張。意図的な服用を否定している。

そしてバティは9月3日、NPBから来年3月2日まで6か月間の出場停止処分を科された。また、処分についての異議申し立てをしなかった。

まあ、怪しげなサプリをのんだバティに大きな非はある。でも記者は、カープ・アカデミーを経て広島入りしたドミニカンの後輩たちが怠惰な振る舞いをしようものなら「日本人はこういうのが一番嫌いなんだ。日本で成功しようと思うのなら真面目に練習しよう」と優しく諭す彼のような人物が、筋肉増強剤に頼るアスリートとして最低のズルを働くとは到底思えないのだ。関西人的に言うと「許してやったらどうや」という思いしかない。

だがネット世論は厳しい声が大きい。特に出場停止処分中のバティが、母国・ドミニカ共和国のウィンターリーグで(不振を極めてはいるが)普通にプレーしていること、そして今月2日に公示された保留選手名簿に名前が記載されたことについて、グレタ・トゥンベリさんばりに「よくもそんなことを!」という“正義の論調”が多数だ。

この点に関して、記者は「球団やバティを責めるのはお門違いではないか」という旨、ツイッターで発信してきた。確かに処分は甘い。というかシーズンオフも処分期間に組み込んでしまったら、ペナルティーとして実効性がない。あるツイッターユーザーから「大リーグのように処分を『期間』ではなく『試合数』にすべきだ」と返信をいただいたが、おっしゃる通りだ。だが現行制度にのっとってバティに処分を下したのはNPB。球団もバティも、その処分に沿って粛々と動いているに過ぎない。

ところで近年、ネットを中心に「正義マン」という言葉が流行しているそうだ。正義のために、悪事を働いた(とされる)人物を徹底的に叩く者を(嘲笑して)そう呼ぶらしい。「正義マン」の正義は往々にしてはき違えており、常磐道のあおり運転殴打事件で、無関係の女性が「正義マン」のデマにより被害に遭ったことは記憶に新しい。さらにデマを広めた「正義マン」が別の「正義マン」に叩かれたり…なんてカオスも甚だしかった。

一度やらかした人物が“ネットリンチ”に遭い、再チャレンジできない社会こそ、記者からすれば正義に背いていると思う。バティと広島を叩く人々は、小さい頃、立ちションもしたことがない「正義の権化」なのかしら。「おまえはドーピングを肯定するのか」という声も聞こえてきそうだが、そういう方はこの記事の2~6段落目あたりをもう一度ご覧ください。

ちなみに広島は、バティと再び契約するか否かを決めかねている様子。鈴木球団本部長は「引き続き契約するかは(来年)3月2日をめどに判断する」と説明している。重ねて、ネット世論に臆することなく再契約すれば良いと思っている。

(記者コラム・田中 昌宏)

私たちが知りたかった不透明な部分が説明されています。
田中氏の取材から入手した情報がいっぱいに記事の中に組み込まれていますよね。
これが事実であれば、バティスタを見る目が変わってきそうです。

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私は正義マンだったかも

この記事の中には、「正義マン」のことが書かれています。
正直私は、バティスタがドーピング検査に引っかかり、禁止薬物の意図的摂取を否定して、何に禁止薬物が含まれていたのか検証できないことで、不透明な部分が多過ぎると思っていました。

そういう部分をきちんと説明できない以上は、バティスタとの契約を否定的に見ていました。
また、他球団のドーピングに引っかかった選手よりも処分がとても軽かったということ、また、出場停止期間がほとんどシーズンオフにあたり実質出場停止試合数がごくわずかになるということに抵抗感があったのも事実です。

コラムの中にも言われていますが、ファンの声の中には「出場停止期間よりも出場試合数の停止」の処分にすべきと言う意見は私も持っていました。
なぜなら、他球団がこの問題で厳しい声が大きい1つが、その部分に関してだからです。

でも、今回の田中氏の記事を読んで、不透明な部分がクリアになりました。
本当かどうかという思いは残りますが、今日この記事を読んで、少しバティスタとの契約に関しての見方が変わるファンも多いのではないでしょうか?
バティスタと契約するのかしないのかではなく、カープファンとして、チームに残って欲しいかどうかと言う目でもう一度バティスタとの契約動向に注目し、見つめ直したいと思います。

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