野球の醍醐味 本塁打の魅力
野球の醍醐味の1つ、ホームラン。
それは、プロ野球ファンを熱狂させます。
たとえ試合が劣勢の展開も、その1発で形成を一気に逆転させることができます。
私が、まだ小学生、中学生の時には、ヒットをたくさん打つ打者よりも、ホームランを打つ打者に目を奪われていました。
近年、昔に比べれば、球場も広くなり、ホームランが出にくくなった時期があったり、飛ぶボールが登場して全体のホームラン数が増えたり、いろいろと紆余曲折はありますが、それでも、今なおホームラン打者は強烈な魅力を与えてくれる存在なんです。
セリーグ6球団の直近のホームランキングは
ここで、セリーグの直近の本塁打王になった選手を並べてみます。
セリーグ6球団 直近の本塁打王
広島東洋カープ エルドレッド 37本(2014年)
読売巨人軍 ラミレス 49本(2010年)
横浜DeNA ソト 43本 (2019年)
阪神タイガース バース 47本(1986年 )
中日ドラゴンズ ゲレーロ 35本(2017年 )
東京ヤクルト 山田哲人 38本(2015年)
山田哲人選手以外は全て外国人選手ですね。
平成以降、阪神から本塁打王は出ていないけど、あらためてバースの凄さが浮き彫りになってきます。
あの頃の阪神は強かったです。
やっぱり、打線に本塁打がたくさん打てる打者がいるチームは強いです。
何年か前、カープがBクラスに低迷していた頃、巨人の打線はとても怖かったです。
何点リードしていても、中盤以降、一発で試合の形勢を逆転されていたイメージがあります。
それが、ここ最近、そのイメージが強いのはDeNA。
ソト、筒香、ロペス、宮崎と並ぶ打線は、何点リードしていても恐かったです。
その筒香がメジャーに行けば、ちょっとは怖さが無くなるかと思いきや、新外国人選手が長距離砲という触れ込み。来季も、DeNA打線の一発は要警戒です。
来季の本塁打王争いに加わるカープ選手は
機は熟した!
カープファンは、プレミア12を観戦してそう思ったはずです。
鈴木誠也選手が、来季のセリーグ本塁打王争いに加わる予感がしたはずです。
ちなみに、直近の鈴木誠也選手の本塁打数は以下の通り。
2016年 29本
2017年 26本
2018年 30本
2019年 28本
安定して、30本前後の本塁打を量産していますね。
今季の本塁打王はDeNAソト選手の43本で、その差は15本。
その本数はかなりの差がありました。
今年の巨人坂本選手の、過去のキャリアからあの量産ぶりを見ると、鈴木誠也選手にもあの覚醒は期待していいんじゃないかと思っています。
鈴木はアベレージも残しますし、もし本塁打王争いに加われば、3冠王の可能性も期待できます。
それと、トリプルスリー達成の可能性も高いです。
今シーズン、打率が3割、本塁打も30本が見え始めた時、盗塁数はまだ15~17でしたが、盗塁企図数が急に増え始めたのに気づいたファンは多かったと思います。。
あれは、きっとトリプルスリーを意識していたんじゃないかと思っています。
結果は、本塁打数28本、盗塁数25と、あとわずか届かずでしたが、確実にもう狙える最右翼の選手になりました。
話を元に戻しますが、本塁打王になる可能性、少なくともキング争いに絡むのは当たり前の鈴木誠也選手に、久しぶりのカープからの本塁打の可能性を期待したいと思っています。
ブレミア12で見せた勝負強さ。
何かをまたつかんだのではと期待しています。
ライバルは確かに多いし、今季鈴木選手の本塁打数を上回っている選手も多いです。
そんな選手に負けないだけの存在感は絶大です。
足のアクシデントからの復活は、本当に不安なくプレーに集中できたのは、シーズン終盤になってからです。
来季は、その不安もなく、ベストコンディションでシーズン最初から入れるので、すべてのタイトル争いに加わる彼の姿が見れるはずです。
最後に、カープで本塁打王になった選手を並べておきますね。
広島東洋カープ歴代本塁打王
1980年 山本浩二 44本
1981年 山本浩二 43本
1983年 山本浩二 36本
1987年 ランス 39本
1993年 江藤智 34本
1995年 江藤智 39本
2005年 新井貴浩 43本
2014年 エルドレッド 37本