カープ佐々岡監督の采配にネットがかなりざわついた
森下投手安定感溢れるピッチング
巨人の戸郷とのし烈な新人王争いを繰り広げている森下投手。
勝利数以外、全体的な数字で上回る森下投手にとって、とにかく勝利数を1つでも上回りたいところ。
今日の森下投手、そんなプレッシャーを一切感じさせない安定した投球でした。
4回に1失点したけど、ピンチを迎えた時の一段ギアをあげた投球はいつも惚れ惚れします。
それ以外は、ピンチらしいピンチもなく5回から7回まで3者凡退で仕留めて、このまま行けるところまで行くと思っていたファンは多かったはずです。
8回から継投に入って不安いっぱい
7回裏の攻撃中に、7回表を終えてベンチに下がった森下投手に、佐々岡監督が近寄ったシーンが映し出されました。
ここで継投に入ることに驚いたファンはここでも多かったはずです。
8回からは、いつも通り塹江なのかな?
塹江投手は最近調子落としているから不安が一気に襲ってきました。
ネットでは、塹江よりもケムナを推す声の方が多かったような気がします。
そんな多くのファンが抱いた不安は、残念ながら的中してしまいました。
今日の塹江投手、最初の打者は抑えたけど見るからに調子が悪いように見えました。
画面を通してもそう感じるくらいだから、さすがに2人ランナーを出した時点で、ベンチも動いてフランスアを投入したけど、これもフランスアにとっては急遽マウンドに上がって調整不足もあったんでしょう。
あれよあれよの逆転劇。
もうこの時点で、ネットはかなり荒れました。
佐々岡監督が采配ミスを認める
今シーズン、カープが低迷している原因。
それは佐々岡監督の采配によるものが多くあると思っています。
今日は、佐々岡監督も試合後の談話で自身の采配ミスを認めました。
-森下が勝利の権利を持って降板。そのあと、塹江、フランスアがつかまった-
(森下は)しっかり試合を作ってくれて勝てる試合だった。 -塹江の1アウトからの四球が痛かった- 当然そうなる。 -森下は96球で降板- こちらの判断で勝ちパターンというところ。 |
何をやっても采配ミスが目立ってしまう佐々岡監督。
ファンの批判の声も、こういうミスを繰り返すたびに大きくなっているのが現状です。
今シーズン低迷しているチームを見て、緒方監督の采配だったらといつも思って見ています。
そして、カープ愛溢れる元監督の野村謙二郎氏も、どことなく作戦面で苦虫を噛みつぶしたような解説をしているように聞こえます。
今日の試合クローズアップ
森下投手は完璧
ここまで毎試合、期待通りの投球を続ける森下投手。
今日の投球も、1失点したとはいえ、完ぺきといっていいでしょう。
7回 96球 5被安打 8奪三振 0四死球 1失点 |
HQS(先発投手が投球回7以上で自責点が2点以内)を達成して、勝てなかった試合が4試合となりました。
もしかしたら、今日で12勝目をあげていたかもしれません。
半分としても、今日で二けた勝利は達成できていたかもしれません。
何が辛いかというと、自身が打ち込まれた訳でなく、采配で勝ち星を逃したのが辛いです。
監督と選手との軋轢はないのか
夏ぐらいから、ずっとこのことを感じています。
今日みたいな試合が続いて、監督と選手との間に軋轢は起きていないのか心配です。
選手も5位という順位はなかなか受け入れがたい位置だと思っているはずです。
ジョンソンの思いもよらない不調、そして中継ぎ陣の崩壊、大瀬良の離脱もあったけど、今日みたいに勝てる試合を采配ミスともとれるような負けをすると、監督に対する不満を抱えていないかと感じています。
緒方監督はとても厳しい監督でベンチもピリッとしたムードがあったけど、佐々岡監督に代わって、そのムードは見られなくなった気がします。
チームが不振を極めると、どうしてもこんな気持ちがわいてくるのも無理もないことかもしれません。
明日の予告先発
広島 | 中日 |
中村祐 | 清水 |
森下投手の悔しさは、ここまで2連勝と上昇ムードの中村祐太が晴らしてくれる。