今季プロ野球で起こるかもしれない10のこと
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻さを極めてきました。
いつもなら、プロ野球は開幕しているはずなのに、今もシーズンに入れていません。
現在のところ、4月24日の開幕を目指すということになっていますが、ここ数日の感染者数の増加を聞くと、もはや先が全く見えない状況に陥って来たようです。
こういう状況下では、もはやどうなっていくのか全く見えない中で、何がこれから起こるのかについて触れてみます。
開幕のさらなる延期
当初3月20日開幕から、4月10日以降に延期。
さらに4月24日の開幕を目指すということに再延期されました。
この4月24日もここむ最近の感染者数増大を聞くたびに、かなり厳しくなっています。
そして極め付け。
阪神から3選手のコロナ感染者が出て、接触のあった中日の2選手も自宅待機という状況を聞くと、ちょっと無理だと思います。
jリーグも5月の入ってからの再開を目指しています。
プロ野球だけが4月再開というのは、少し考えにくい状況です。
理事会でも、5月8日、15日、22日の開幕のシミュレーションの検討に入った模様です。
4月24日よりも、5月開幕の方が少し現実的に思います。
もっと正直言えば、6月開幕もありと見ています。
公式戦も無観客試合
現在、開幕したとしても、満員の観客の下では試合は出来ないとされています。
観客をかなり少なくするということを言われていますが、実際に可能なのかという疑問が残ります。
カープ観戦チケットは既にシーズン全試合の発売を終えています。
もし観客を抑えるのであれば、かなりの反発を買いそうです。
そういう壁を承知で実行するよりも、無観客試合でとりあえず開幕することもありではないでしょうか?
東京五輪延期に伴う日程組み込み
東京五輪の延期が決まりました。
本来ならば、東京五輪の休止期間として当てられていたところに試合日程を組み込みそうです。
これは、それまでに開幕していれば、ほぼ確実でしょう。
オールスターゲーム中止
イベントの開催の可否については、既に検討事項になっています。
オールスターゲームの中止の可能性はあります。
ただ、こんな暗いムードの時だからこそ、開催すると信じています。
2試合ではなく、1試合に減らしてやるかもしれません。
また、クライマックスシリーズを中止するのであれば、これだけはやろうというムードになるかもしれません。
クライマックスシリーズ中止
可能性は高いと思います。
リーグ優勝したチーム同士で、そのまま日本シリーズに入っていくものと思います。
これは、ごく当たり前で納得できる措置です。
ダブルヘッダーの可能性
開幕が延びれば延びるほど、日程を組むのが困難になります。
それに雨天中止が続けば、調整が難しくなりますから、秋ごろの日程でダブルヘッダーが組み込まれる可能性があります。
セパ交流戦の中止
もし5月22日の開幕になれば、またさらに6月に延期されれば、現実味を帯びてきます。
私は、5月中の開催も難しい状況になれば、開幕は交流戦日程直後を目指すと予想します。
ちなみに現在組まれている交流戦の日程は、5月26日~6月14日です。
交流戦後のリーグ再開は6月19日から。
もし中止するのであれば、流動的に日程は組まれると思います。
いつもの球場に戻るのはいつ?
現在のところは、開幕しても満員の観客の下での試合は出来そうにありません。
では、いつになったら、いつもの球場の風景が戻るのでしょうか?
答えは1つ。
新型コロナウイルスの終息宣言がされてからでしょう。
今シーズン、その風景は戻るのか?
戻るために、今みんながいろいろな行動を自粛しているのです。
信じましょう。
試合数の削減
同一リーグの各チーム対戦数は、25試合です。
この試合数を、削減する可能性はあります。
最悪のシナリオ
これは最悪のシナリオです。
もし、今の状況が続くようであれば、どこかのタイミングで今季全試合中止ということになるかもしれません。
今のアメリカや、イタリア、スペインなどの状況を見聞きすれば、このシナリオも少なからず見えてきてしまいます。
現在大リーグは6月の開幕を予定していますが、アメリカの現状を見ればかなり厳しい局面を迎えています。
日本のプロ野球も、大リーグをにらみつつ動くでしょうから、注目しておきましょう。
まとめ
4月24日開幕を目指すとした日から、ほんの数日を経過しただけで、かなり周りを取り巻く状況は厳しくなったています。
はっきり言うと、先が読めません。
今は、1日も早い開幕を目指していますが、あくまでも目標です。
最悪のシナリオは考えず、政府から、また自治体からの自粛要請の効果を信じて、先を見据えています。
私たちプロ野球ファンは、いつもの満員の球場の風景の中で試合が開催されることこそが開幕と思っています。
いくら開幕でも、無観客とか観客の大幅削減での開催であれば、心は複雑です。
とにかく1日も早い終息を願うばかりです。