カープの新外国人選手をおさらいチェック
今季のカープは、昨年からの戦力ダウンもなく、新外国人選手、ドラフト指名選手の補強でシーズンを迎えることになります。
そんなカープの新外国人選手をここでもう一度おさらいしておきます。
DJ・ジョンソン(30歳)
投手
投打:右投左打
身長/体重:193センチ/104キロ
[昨季成績] 28試合(25回) 0勝2敗 防5.04
[MLB通算] 35試合(31回1/3) 1勝2敗 防4.88
<DJジョンソン投手のコメント>
「自分の力が日本で証明できる新たな機会をとても楽しみにしています。チームの勝利に貢献できるように全力を尽くしたいと思います。 応援よろしくお願いします!」
テイラー・スコット(27歳)
投手
投打:右投右打
身長/体重:190センチ/84キロ
[昨季成績] 13試合(16回1/3) 0勝0敗 防14.33
[MLB通算] 13試合(16回1/3) 0勝0敗 防14.33
<テイラー・スコット投手のコメント>
「日本のプロ野球界でプレーする素晴らしい機会を与えてくださった球団に感謝します。また、新しいチームメイトに会える事と日本の野球を学ぶ事をとても楽しみにしています。目標はチームの勝利に貢献して、最終的に優勝する事です。 カープファンは日本の中でも一番選手を応援して、盛り上げてくださると聞いていますので、そのような方々の前でプレーする事を大変楽しみにしています。球場内外でいろいろな人と触れ合い、日本の文化や歴史を体験できればと思います。広島およびカープの一員として誇りを持ち、球場で自分の全力を尽くしていきます。日本に到着し、プレーする機会を待ちきれません。 応援よろしくお願いします」
ホセ・ピレラ(30歳)
外野手
投打:右投右打
身長/体重:182センチ/99キロ
[昨季成績] 14試合 打率.182(22打数-4安打) 本塁打1 打点2
[MLB通算] 302試合 打率.257(909打数-234安打) 本塁打17 打点82
<コメント>
「素晴らしい球団の一員になれることに、とても興奮しています。また2020年シーズンが始まることをとても楽しみにしています。皆様の応援よろしくお願いします」
外国人1軍枠は4枠
外国人1軍枠は4枠。
投手3枠の可能性が高いでしょう。
よほどのアクシデント、不振がない限りは、まずはK・ジョンソン投手は確定。
次に、フランスア投手も有力ですが、確定的ではないです。
昨季は、抑えに回ってからのは、不安定な投球が続きました。
さらに、佐々岡監督が新井貴浩氏との新春対談の中で、DJジョンソンと、テイラースコット投手をとても楽しみにしているようなコメントを発しています。
ですから、ここは、フランスア、DJジョンソン、テイラースコットの3投手でおそらく2枠を争うものと思います。
新外国人選手は、ふたを開けて見ないとわからない未知数な戦力です。
フランスア投手が1歩リードしているようですが、新外国人の2投手がそれを超える投球をすれば、外国人1軍枠の勢力図は変わるはずです。
あとは、野手が1枠でしょう。
ただ、先に挙げたKジョンソンを除く、3投手の争いでぱっとしないか、日本人投手の方の投球が素晴らしければ、野手2枠も考えられます。
ただ、ここでは1枠という想定で考えてみます。
まず、バティスタ抜きで考えれば、ピレラとメヒアの争い。
佐々岡監督にすれば、未知なる魅力のピレラに期待を込める可能性が高いと思います。
外野手登録でありながら、2塁3塁の内野が守れるのが頼もしい戦力となりそうです。
メヒアは、ファームでは既に別格の実績を残す実力の持ち主ですが、どうしても1軍では空回りしています。
とんでもないボール球でもぶんぶん振り回したりしていましたから、そこをぐっと我慢出来て、選球眼を磨けばとても楽しみな存在です。
ただ、今はサブ的なイメージが強いです。
さて、最後はバティスタについて。
契約更新か契約解消かはまだわかりません。
それでも、あと1カ月半で結論は出てきます。
なんとなく契約更新の雰囲気が漂っていますが、もしそうなって開幕に間に合ったとしても、球団の自主的な判断でしばらくはファームで調整させてくるかもしれません。
まずは、ピレラで開幕を迎えて、日本の野球にすぐに慣れるかどうか。
もし、ストライクゾーンに迷いを生じるなどして、本来の打撃が見せられないようであれば、その時にバティスタ、もしくはメヒアの1軍昇格がなされると思います。