カープ7連勝幻のサヨナラ勝ちから正真正銘のサヨナラ勝ちへ
薮田投手好投も6回だけは反省
薮田投手の今日の投球素晴らしかった・・・
2点のリードで十分逃げ切れると感じるほどのピッチングでした。
ただし5回まで。
6回先頭を出塁させると、続く坂本に同点弾を浴びてしまいました。
その後は、ちょっと修正できず、2人の走者を出して、イニング途中に降板。
いい投球していただけに、残念でした。
西川の限りなく失策に近いプレー
同点に追いつかれた次のイニング。
塹江投手がマウンドに上がって、簡単に2アウトを取るも坂本に与えたフォアボール。
ここから、思いもよらぬプレーが。
岡本の右中間への飛球。
フェンスぎりぎりまで飛んだものの、十分に打球に追いついた西川が打球の落下地点を少しオーバーしてしまい落球。
記録はヒットだけど、記録にならない失策ともいうべきプレーで残念な失点を許しました。
西川がミスを取り戻して幻のサヨナラ劇を演出
延長10回西川が落球のミスを取り戻し、一度はサヨナラ勝ちを決めたのですが、原監督のリクエストでホームアウト
幻のサヨナラ勝ちに。
そして一転、松山がサヨナラタイムリーヒットを決めてくれて正真正面のサヨナラ勝ち。
これで巨人との今シーズンの対戦は終了。
9勝12敗3分け。
6年ぶりに負け越したけど、終盤は巨人に対して強さを見せつけられたかと思います。
今日の試合クローズアップ
薮田投手もったいない投球
薮田投手にとってはもったいない投球となりました。
5回までは素晴らしいピッチングだっただけに、6回は突然崩れてしまいました。
9回 125球 4被安打 7奪三振 1四死球 1失点 |
それでも、シーズン途中の先発で3回も持たずに降板していたことを考えれば、野村投手の離脱で空いたローテーションの谷間を見事に埋めてくれていると思います。
塹江投手が疲労回復
解説の梵氏が、今季の塹江投手について「変化球でストライクが取れるようになった」ことを成長の要因としてあげていました。
以前は、変化球でストライクが取れず、ストレートを狙い打ちされていたなど、今年との違いを解説していました。
そうした解説の間に、簡単に2アウトを取ったものの、坂本に与えた四球から、西川の落球もあっての2失点。
ツキがありませんでしたね。
それでも、ひと頃の疲労からは回復している模様で球威も戻ってきました。
10回のケムナも久しぶり登板だったけど、こちらも疲労回復したようで、2投手ともにシーズン通して、セットアッパーとして獅子奮迅、本当に頑張ってくれていると思います。
中日・大野雄投手が7回無失点
森下投手との最優秀防御率タイトル争い。
今日大野雄大投手は、DeNA相手に7回無失点。
防御率は1・82まで上昇したため、これでおそらくタイトルを争う森下投手の来週中日戦での先発が濃厚になったと思います。
⇒その後の報道で、森下投手の疲労蓄積を考えて、最優秀防御率のタイトルは狙わないということになり、今季の森下投手の登板はなくなりました。
今日のヒーローインタビュー
今日のヒーローは、投打のヒーロー
プロ初勝利のケムナ投手とサヨナラ勝ちを決めた松山選手でした。
ケムナ投手「先頭が出た時は正直マジかと思った」
松山選手「ここ1か月くらいチャンスにクソ弱かった」
そんなヒーローインタビューは下記記事にて全文紹介しています。