カープ遠藤投手プロ初完封ならず「(意識)しちゃいました」
先発投手陣好調
今シーズン終了間際、ここに来てカープの先発投手陣が好調です。
ひと頃のように5回持たずに降板することなく、先発としての責任回数を投げ切っています。
それとともに、チームの勝率も上がりました。
エース大瀬良投手、野村投手が離脱、ジョンソン投手が不調で1勝もできない苦しいシーズンでした。
シーズン前には予想できなかったローテーションとなっていますが、よく戦ってくれていると思います。
カープ投手陣の選手層の厚さと期待通りのパフォーマンスを、ここに来てやっと発揮できるようになりました。
-開幕直後の先発ローテーション-
大瀬良-床田-森下-K.ジョンソン-九里-遠藤 -現在の先発ローテーション- 九里-遠藤-薮田-床田-森下-中村祐 |
遠藤投手完璧
遠藤投手の課題は立ち上がりと制球力。
序盤を抑えることが出来れば、中盤はこれまでの試合もいい投球をしていました。
そんな課題を無難に切り抜けることが出来れば、期待以上の投球をしてくれるのが遠藤投手。
今日はそんな彼の投球が見れました。
というか、完ぺきな投球で、今シーズンの集大成を見せてくれました。
今日の試合の実況と解説
今日の試合はマツダスタジアムでの広島東洋カープの主催ゲーム。
試合中継は、J-SPORTS1ではなく、BS-TBS、TBSチャンネル1でした。
そして実況と解説は・・・
解説:川口和久、実況:戸崎貴広(TBS) |
戸崎さんの実況はいつもミスが多いです。
それより何より、カープの攻撃中も巨人の話題を川口市に振りまくり、川口さんは試合の展開に関係なく、巨人の情報を喋り捲るという中継はいつも通りなんだけど、カープの主催ゲームなのに、まるで東京ドームでの試合を見ているような中継はいかがなものでしょうか?
今日の試合クローズアップ
遠藤投手は今季の集大成のピッチング
もしかしたら、今季最終登板になるかもしれない試合で、プロ初完封はならなかったけど、それでも遠藤投手の今季の集大成ともいえる投球を見せました。
9回 125球 4被安打 7奪三振 1四死球 1失点 |
ヒーローインタビューでは、完封勝利を「(意識)しちゃいました」と本音をポロリ。
よほど完封を逃したことが悔やまれるのか、お立ち台では少し放心状態だったかもしれません。
インタビューアーの質問を聞き直す場面も。
そして最後には、残り4試合なのに「残り5試合勝って全勝で終りたいと思います」
インタビューアーに「残り5試合?」と聞くも、インタビューアーからの訂正もないハプニングでした。
今日のヒーローインタビュー
今日のヒーローは、惜しくもプロ初完封を逃すも、2度目の完投で今季節目の5勝目をあげた遠藤投手でした。
完封を意識したか?という問いに対して「しちゃいました」
そんなヒーローインタビューは下記記事にて全文紹介しています。
明日の予告先発
広島 | 巨人 |
薮田 | サンチェス |
シーズン終了間際になって、先発投手陣が引き締まってきました。
その中で、野村投手の離脱で空いた谷間で、薮田投手も存在感を示してくれています。