カープ緒方元監督のセリーグ予想「巨人広島阪神の三つどもえ」
当初の開幕日だった3月20日の前には、各評論家の皆さんが恒例のセリーグの順位予想を展開していました。
ここでもその評論家ごとの順位予想をまとめていました。
上記の記事を見ていただければわかりますが、今年のカープの評価についてはこうです。 46名の評論家が予想した今季カープの予想順位は・・・ 1位 7名 2位 16名 3位 7名 4位以下を予想人数は省略します。 Aクラス予想は46名中30名の評論家が予想しています。 |
緒方孝市氏は日刊スポーツ評論家
上記の46名の評論家の中には、緒方孝市氏の予想は含まれていませんでした。
自らチームを率いて3連覇を果たし、昨シーズンはまさかの4位になったものの、指揮官としての実績は特筆すべきものだったと思います。
私、実は今なお緒方ファンを続けています。
選手時代も、そしてコーチになってからも、もちろん監督になってからは祈る気持ちで毎試合見ていました。
だから、昨オフに監督を退くということはとてもショックでした。
そんな緒方孝市氏は今季から日刊スポーツの評論家に就任。
今後は、試合中継の解説者としても声が聞けそうで、今はそれを楽しみにしています。
そんな緒方氏のセリーグの予想がやっと聞けましたのでまとめておきます。
緒方孝市氏のセリーグ予想は「巨人広島阪神の三つどもえ」
緒方孝市氏の今季のセリーグは、ずばり「巨人広島阪神の三つどもえ」と予想しました。
カープについて
昨季は、主力打者とブルペンが3連覇の時と比べると不調だった。 各選手が好調に戻れば、十分に戦える戦力。 今季の明るい材料は森下投手の加入、10勝、15勝と言わないが十分な1軍戦力。 |
昨季、不調だった田中広、松山あたりの主力打者、一岡、中崎、フランスアあたりのブルペン陣が好調になればという条件を出したうえでの優勝候補にしているようです。
今のところ、田中広が期待に応えてくれそうですが、ブルペン陣がぴりっとしていないのが気がかりですね。
巨人について
原監督のぶれない采配を高く評価しています。 昨季までは、坂本や阿部にバントをさせていたが、これはなかなかできない。 カープでいうなら鈴木誠也に犠打を命じるようなもので自分には出来なかった。 |
戦力的なものには触れていなくて、原監督の采配のすごさをかなり評価しています。
阪神について
矢野監督の投手起用法「ここで代えるのか」「まだ引っ張るのか」と目を見開かされた。 阪神は投手中心のチームだったが、そろそろ打者が伸びてくる時期。 近本、大山、高山といい選手がいるし、外国人打者ボーア、サンズがバース級の働きをすれば一気に変わる可能性を秘めている、 |
昨季の阪神打線は確かにさほど怖くなかったけど、今年はどうでしょう?
セットアッパー陣がとにかく良かったけど、今年も続くかどうかはふたを開けないとわからないのが阪神ファンとしても気がかりなようです。
その他のチームについては、こう触れています。
中日は与田監督が2年目でチームを掌握し伸びしろがある。
DeNAは、筒香の穴をどう埋めるか?
ヤクルトは、投手陣の整備がどこまで進むか?
まとめ
緒方孝市氏も最後に触れていますが、試合数が143試合から120試合に少なくなった分、スタートダッシュが出来るかどうかで大きくシーズンを左右しそうだということです。
ちなみに、3月20日開幕に合わせて各評論家が予想した順位予想は、一度リセットして予想を修正してくる評論家も出てきそうです。
いずれにせよ、開幕延期を味方につけた選手が多いチームがペナントレースを優位に進めて行きそうな気配です。