カープ大瀬良がエースへと覚醒させた2段モーションを封印する理由は
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カープ大瀬良大地2段モーション封印している

カープ大瀬良投手が、今年最後のブルペン投球を終えたそうです。
シーズンが終了してから、2段モーションを封印していますが、来シーズンを意識して、そのまま封印して挑むんでしょうか?
練習の中で、単なる感触を確かめているだけなのかどうか、それとも、来季以降から封印した投球フォームで臨むのか、どうなんでしょうか?

大瀬良投手のコメントは、「シーズン中もこれくらいの球が投げられていれば良かったのに、と思う球もあった。それくらい感触は良かった」とのことで好感触。
そのまま、封印した投球フォームを模索しているようにも感じ取れます。

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2段モーション解禁でブレイクした大瀬良投手

確か、2005年頃(?)から10年以上は、「2段モーション」は違反投球とされていました。
しかしながら、2018年から解禁された「2段モーション」。
ここからブレイクしたと言っても過言ではない大瀬良投手。
昨シーズンなんかは、シーズン序盤は20勝でもするのではないかと思うくらいの覚醒でした。

「2段モーション」はいったん投球動作を止めるので、球速が上がるという訳でもなく、変化球の切れが出ているわけでもないのに、なぜ勝てる様になったのか?
投球バランスが大瀬良投手なりにハマった形になって、制球力がかなりアップしたからに違いありません。
それまでは、制球を乱す場面も多く見かけていました。
もちろん、ランナーを背負うと「2段モーション」ではなくなりますが、彼にとっては覚醒させてくれた「2段モーション」を今になってなぜ封印しているのでしょうか?

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なぜ2段モーションを封印しているのか

「2段モーション」解禁からブレイクしたのは本人も理解しているはずです。
では、なぜ今回練習とはいえ、それを封印しているのでしょうか?

昨シーズンも同様でしたが、今シーズンも序盤から中盤にかけては安定した投球を続けていますが、中盤以降は疲労がたまるのか、打ち込まれる姿をよく見かけていました。
特に今シーズン中盤からは、1試合に何発もの被弾を食らって降板する姿を見かけました。

今の「2段モーション」が、疲労を蓄積させる投球動作なのかどうかはわかりませんが、いずれにせよ、シーズン通して、安定した投球を可能にするために取り組んでいるのか?
それとも、一発病を撲滅させるために、ボールの威力を取り戻すために取り組んでいるのか?

今の封印が、来季に向けての投球練習であるならば、少なからず、そういった理由があってのことだと思っています。
ただ、「2段モーション」にする前から、大瀬良投手につきまとっていた一発病。
果たして、封印すれば、それが改善されるのかどうか?
せっかく覚醒させた「2段モーション」を封印してしまうことで、エースとしての輝きが失われないかと心配もありますが、ファンとしては大瀬良投手がさらなるエースへの飛躍を遂げるためのステップと捉えたいです。

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