菊池涼介選手のポスティング代理人の言葉が苦戦しているとも聞こえる
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菊池涼介選手のポスティング動向

菊池涼介選手が、アメリカ入りしました。
いよいよポスティングでのメジャー挑戦へ動き始めた感があります。
ポスティングの手続きが完了してから、ここ最近、筒香と秋山選手の動きが具体的な球団名と共に報じられるようになりました。

順調に交渉へと動き始めている?

そして、菊池涼介選手にも具体的な球団名が流れ始めています。
先日の報道で出て来たのはレッドソックス

先日のスポニチの記事

レッドソックスが、菊池涼介内野手(29)に強い興味を示していることが分かった。内野を中心にユーティリティーとして活躍したホルトがFAに。メジャー関係者は「レ軍は内野のユーティリティーが補強ポイント。打撃でも左翼まで距離の短いフェンウェイ・パークはフィットする」と指摘した。

今オフは二塁手のFAが多いが、レ軍が着目したのはユーティリティー性。近年では二塁での出場が続くが12年には三塁で1試合と遊撃で9試合、13年には遊撃で11試合の出場経験がある。器用なため、どの守備位置もこなせると評価している。過去に松坂、上原ら多くの日本選手が在籍し、同関係者は「受け入れ態勢も整っている」とした。

ウインターミーティング会場に姿を見せたマイク・シール代理人は「既に複数の球団が興味を示している。本格的な交渉はこれからになるが、守備の良い内野手を探しているチームは多い」と現状を説明した。交渉期限は来年1月2日(日本時間3日)。「積極的に売り込んでいく」と意気込んでいた。

先月、ポスティングでのメジャー挑戦を宣言してすぐにCBSスポーツが、具体的な球団名をあげていたのが、
ナショナルズ、レッドソックス、ブルワーズ、ダイヤモンドバックス、インディアンス、アスレチックスの6球団。
この時から、レッドソックスの名前はあがっていました。

もしかしたら順調ではないのかも?

ここまでの報道を聞いていると、いよいよ具体的に動き始めた感じに聞こえるのですが、今日のスポニチの代理人のコメントを聞いて、もしかしたら苦戦しているようにも聞こえるコメントがありました。
そのコメントが次の太字の部分です。

今日のスポニチから(抜粋)

米大リーグの球団幹部や監督、代理人らが一同に会するウインターミーティングが9日(日本時間10日)、サンディエゴで開幕。広島からポスティングシステム(入札制度)を利用して大リーグ移籍を目指す菊池涼介内野手(29)が内外野をこなす万能選手として、メジャー球団に売り込みをかけていることが明らかになった。

交渉解禁から1週間。菊池の代理人を務めるマイク・シール氏はここまで約10球団と接触したことを明かしながら「今は横一線という感じです。まだFA市場が本格的に動いていない。辛抱強く待っている段階です」と説明した。

菊池の最大のセールスポイントは二塁で7年連続ゴールデングラブを獲得した守備力だ。同氏は「日本一の二塁手、いや、世界一と言われたこともある」と胸を張る一方で“現実”もしっかりと見ている。

「過去5年のデータを見てみると、複数のポジションを守ることができる選手の需要が飛躍的に高まっている」と同氏。「リョウスケは身体能力の高い選手。もちろん、理想は二塁ですが、多才なことを知ってもらうために遊撃手などの他の内野のポジション、外野を守る準備もしている。柔軟性は存在価値を上げる。より多くのチームの関心を集めることにもつながる」と話した。

太字の部分を深読みすると、強い関心を示している球団がまだないとも取れます。
レッドソックスの名前が出てたけど、ここはこういう話に今までもよくからんできた球団です。
松坂投手の時には本当に動いたけど、それ以外はこういう話題に上がるのはいつもだけど、すぐ撤退してくる印象が強い球団と私は見ています。

理想は2塁だけど、外野も守る準備」というところを読んで、もはやセカンド市場では苦戦していると読み取っています。

交渉期限は1月2日午後5時(1月3日午前7時)
まさか年末年始に動くというのは考えにくいので、クリスマスくらいまでに動きが無ければ、新井貴浩氏が願いを込めて語った「菊は残ってくれると思う」という決断も本当にあるかもしれません。

毎日、筒香、秋山選手の動向とともに、菊池選手も記事になり始めています。
そんな記事に、今後も一喜一憂しながら、深読みして行きたいと思っています。

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