カープ開幕戦PVをマツダスタジアムで開催
新型コロナウイルスがなければ、マツダスタジアムで開幕を迎えるはずでした。
やっと開幕にこぎつけたけど、感染防止対策として、特別日程や、特別ルールなどの制約を受けて開催します。
その特別日程となったカープは、マツダスタジアムでの開幕はなくなり、DeNAと横浜スタジアムで開幕を迎えることになりました。
そんな中で今日発表されたのは、6月19日DeNAとの開幕戦(横浜スタジアム)のパブリックビューイングをマツダスタジアムで開催するということでした。
□募集期間:6月12日(金)17時~15日(月)18時まで
□応募方法:広島テレビアプリ内の特設サイト □応募条件:広島県在住が必須条件 □募集人数:抽選でペア500組、計1000人を無料招待 □主催:広島テレビ □開催内容:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場人数や座席配置、応援方法に一定の制約が設けられます。試合は球場のバックスクリーンビジョンで放映されます。 |
パブリックビューイング開催の意味とは
ファンにとってはサプライズ企画ともいうべきパブリックビューイング。
今回は、ペア500組、計1000人を、球場内に入場させることになります。
全体練習見学招待のときには500名でしたから、今回はその倍の人数です。
今回のパブリックビューイング開催は、とても重要な意味を持っています。
プロ野球は当面は無観客試合でスタートします。
そして早ければ、7月10日前後から観客試合を実施できる可能性が出てきています。
何人の観客を入場させるかどうかはわかりませんが、上限は5000名といわれています。
今回の1000名入場でのパブリックビューイングの重要な意味とは、そうした観客試合に向けての試験ということにあります。
球団として、いろいろチェック項目を準備しているはずです。
□試合開始時間に合わせて1000名がどういう流れで球場に来るのか?
□1000名がどれだけの所要時間で入場できるのか? □内野1階席に1000名着席してもらうのに、どういう配席をしたらいいのか? |
最も注目したいのが、席の配置。
今回は、バックスクリーンビジョンで放映されるため、外野席には配置しません。
内野1階席、それもバックネットではなく、内野A指定席に配置するものと予想します。
バックネットは、ネットが邪魔でスクリーンが見にくくなることが予想されるため、配置はされないでしょう。
そこで、どれだけ十分な間隔をキープできるか?
5000名の観客に向けた配置のシミュレーションを兼ねるものと思います。
この日のパブリックビューイングについては、必ずニュースになります。
そのニュース映像で映し出される球場の風景がどうなるのか注目したいと思います。
まとめ
今回のパブリックビューイングはとても魅力的な企画であることに間違いありません。
ただ、広島県在住という応募条件がありますが、あるなしにかかわらず、楽しみにされるファンと、そうでもないファンとに分かれます。
なぜなら、球場に行っても大声をあげての応援ができないからです。
1000名入場するとはいえ、球場内はとても閑散とした風景です。
私としては、今回はテレビ観戦の方が楽しめるのではないかと思っています。
PV観戦派とテレビ観戦派、あなたはどっちでしょうか?
とはいえ、球団にとってはとても大切な観客試合に向けての試行錯誤のパブリックビューイング。
どうか待ちに待った開幕戦という特別な雰囲気を盛り上げる今回の企画の成功を期待しています。