侍ジャパンの試合の空席が気になりませんか
プロ野球シーズンが終了して、野球観戦ロスに陥っているファンはこの時期多いです。
そんな中で、現在開催されている「世界野球プレミア12」。
優勝目指して世界各国との侍ジャパンの戦いに注目が集まっていますが、テレビ画面に映し出される空席に驚いています。
台湾で開催されていた1次ラウンドでは、地元台湾戦以外は空席ばかりでしたが、これは当たり前のこと。
台湾まで、侍ジャパンの応援をするために駆けつけているファンにビックリしていました。
日本から近いとあって、その人数もそこそこいらして、その熱心さに拍手していました。
無事に1次ラウンドを勝ち上がって、迎えたスーパーラウンド。
舞台は、日本に場所を移しての開催。
ZOZOマリンスタジアムでの初戦、対オーストラリア戦の試合中継を見て、まず一番に空席がかなりあることに驚きました。
それでも11月のナイターということで、「観戦するには少し寒いのが影響しているのかな」と考えたりもしていましたが、昨日の東京ドームでの対アメリカ戦を見て、ここでの空席の多さにはさらに驚きました。
今までのWBCなどの試合で、ここまで空席あったかなと思い返したりしていたのですが、やはり今回の空席は関係者の間でも予想外だったみたいです。
初戦 対オーストラリア戦(ZOZOマリンスタジアム)の観客数は、 1万7,819人
第2戦 対アメリカ戦(東京ドーム)の観客数は、2万7,827人
ロッテの1試合平均の観客数が、2万人を超えていますから、それにも届いていません。
また、相手がアメリカということで、関心が高いはずの試合もこの空席にはびっくりしたファンも多かったと思います。
ではどうして、観客が集まらないのでしょうか?
観客数低下、視聴率低下の原因とは
視聴率自体は10%を超えているようです。
これは、プロ野球シーズンが終了して、野球ロスになっていた野球ファンが、この時期に野球を見れるということで、チャンネルを合わせているからでしょう。
この視聴率は、可もなく不可もなくの数字だそうですが、前回大会の時の視聴率と比べると落ちています。
では、なぜ今回の「世界野球プレミア12」の観客数、視聴率が低下したのでしょうか?
実は、私も贔屓の広島東洋カープの試合ほど、今回の侍ジャパンの試合には熱中しないでいます。
なぜなら、世界一を目指すとしながらも、侍ジャパンのメンバーが現在の最強メンバーかどうかが疑問だからです。
相手チームも、その世界一を目指すために、最強のメンバーを組んで来ているのかも気になるところです。
先日のアメリカのメンバーも、ばりばりのメジャーリーガーはいません。
1次ラウンドのプエルトリコなどは、アメリカのマイナーにもなれないようなメンバーで固められていました。
今日戦うメキシコのメンバーを見渡しても、日本でプレーした選手がいますが、大活躍したようなメンバーではありません。
そのようなメンバー構成を考えた場合に、どれだけ真剣にこのプレミア12の頂点を取りに来ているのかが本当に疑問なのです。
そういう事情は、プロ野球ファンなら敏感に感じているはずで、世界最高峰を目指すには名ばかりにもとれる今回のような大会に、大きな関心が傾けられていないということです。
前回の大会では、大谷翔平、前田健太など侍ジャパンメンバーとして順当ともいえるメンバーがいました。
今回は、本当に世界一を目指すための最強のメンバーに入ってもおかしくないないはずの、日本一ソフトバンクから千賀投手、柳田選手。DeNAから筒香選手、巨人から岡本選手などが選出されていませんし、選出されてもコンディショニング等で代表辞退したのが大きく影響しているはずです。
もう日の丸のために戦うっていう選手が少なくなったのかなと嘆いているファンも多いです。
いつの大会だったか、イチローが見せた特に対韓国戦でチームを鼓舞する姿。
あれは頂点に立ちたいという気持ちがこっちにも伝わってきたし、それこそ必死で応援していました。
あの時のような盛り上がりが、今回見られない現状に、今日のメキシコ戦でも空席を見ることになるのでしょうか?
中継が始まり自体、まずは観客席に注目したいと思っています。
ところで、WBCとプレミア12。
各国が真剣にメンバーを組むのは一体どっちなんでしょうか?
そして今回のプレミア12の参加国の中で、ベストメンバーに近い構成の国はどこなんでしょうか?
そのあたりを知りたいし、知った上で見ると、違った楽しみが出てくるのですが、皆さんはいかがですか。