絶好調メヒアが止まらない
メヒアが止まりません。
今日の対オリックス戦は「5番・指名打者」でスタメン出場。
3回表、4番鈴木誠の逆転3ランのあとの第2打席。
オリックス先発の田嶋投手からライナー性の打球は右中間スタンドに持って行きました。
さらに7回にはレフト最上段5階席に持って行きました。
3回の一発も凄かったけど、7回のは圧巻でした。
これでメヒアは、練習試合5戦4発、さらに紅白戦を含めれば7戦6発という驚異のパワーを見せつけています。
メヒアは本物になったのか
1軍でこんな絶好調のメヒアはこれまで見たことがありません。
2軍での実績は別格を感じさせていたけど、1軍昇格すると粗削りなところばかりが目立って期待するような活躍が出来ていませんでした。
今季も外国人1軍枠(現行4名)の予想は、投手3野手1で、その野手1はピレラと思われていました。
新型コロナウイルス感染対策の特別ルールで、今季は外国人1軍枠が5名になることが検討されるようだけど、それでも実戦再開前は、あくまでも投手4野手1という予想が多かったように思います。
そんな予想を覆すかのようなこのところのメヒアの長打力。
昨季まで在籍していたバティスタの破壊力を彷彿させるかのような魅力を感じます。
あくまでも今日時点、開幕外国人1軍枠は現行4枠であっても、投手2野手2になるかもしれません。
ではメヒアは本当に1軍で覚醒したのか?
どうしても昨季までの粗削りなバッティングのイメージが強く残っているファンにとっては、半信半疑のところもあるかもしれません。
メヒアはストレートにはめっぽう強いのですが、変化球に課題があります。
特にアウトコースの変化球は、目線が切れてしまい空振りが多く見られました。
バティスタが不調の時に、アウトコースの変化球をぶんぶん空振りしていたあのイメージです。
今は練習試合ですから、調整第一で真剣勝負をしているようには感じられません。
今日の試合を検証してみましょう。
第1打席 空振り三振
全5球 ストレート3球 変化球2球 変化球2球に対して 見逃しストライク、空振り |
第2打席 本塁打
全2球 ストレート1球 変化球1球 変化球1球はボールでバット止まる 本塁打したのはストレート |
第3打席 センターフライ
全5球 ストレート1球 変化球4球 変化球2球空振りと見逃しストライク 変化球1球はファールで最後の変化球のレフトフライ |
第4打席 本塁打
全1球 ストレート1球を見事に本塁打 |
第5打席 四球
全5球 ストレート3球 変化球2球 一度もバットを振らず |
まとめ
メヒアが本物かどうかはまだまだ確証は得られません。
それでも成長を感じるのは、ストレートをしっかり叩けていること。
ミスショットが少なくなっているのも好調の理由になります。
変化球中心で攻められた第3打席はアウトになったけど、外野に持っていけたのは良しです。
これからも変化球に対する対応と、本塁打以外の結果を見て行きたいと思っています。
最後に守備位置は、サードよりもファーストの方が怖くなくていいのですが、ファーストには私の一押しの堂林選手にスタメンで出場して欲しいのでもどかしい思いで見ています。