プロ野球開幕に暗雲
今日昼に突然、東京ドームの巨人対西武の練習試合が中止されることを知りました。
夕方に球団から詳細な発表があるということでしたが、その時からSNS上では「コロナしか思い浮かばない」という声がしきりでした。
球団スタッフの誰かの感染が判明したのかなという程度で見ていたのですが・・・。
坂本・大城2選手の陽性判明
巨人が夕方に発表したのは、、坂本勇人選手と大城卓三選手の新型コロナウイルスの感染でした。
これには衝撃でした。
主軸選手の感染だったからです。
6月19日のプロ野球開幕に対する懸念
この発表を受けて、SNS上では、すでに6月19日のプロ野球開幕に対する懸念がささやかれていましたが、これにはすぐNPBが素早い動きを見せています。
日本野球機構(NPB)の井原事務局長は専門家の意見なども聞いたうえで 「今回の検査結果の内容をお伺いしても、特に開幕に影響はないと現時点では考えております」 |
これにほっとしてはいけません。
あくまでも現時点での見解だからです。
初めて聞いた「微陽性」
今回初めて聞いたのが「微陽性」という言葉。
昨日の試合に出場出来ていたのは、「微陽性」だったからなのか?
プロ野球とJリーグが立ち上げた「新型コロナ対策連絡会議」の専門家チーム座長・賀来満夫氏(東北医科薬科大学特任教授)は「抗体検査でIgG抗体が確認されていることから2名の選手とも感染から回復して、かなりの時間がたったと思われる。よって他人に感染させるリスクは高くないと推察されるが、感染防止に努めるという判断に立って練習試合を中止し、濃厚接触者を特定してPCR検査を実施するという慎重な判断は支持したい」
引用元 -デイリーニュース- |
何か言葉の操作みたいなものがちらほら伝わってきそうで、あくまでも6月19日プロ野球開幕をさせたいという意志が伝わってくるような感じに聞こえました。
心無い批判をしても何も始まらない
今回の陽性の報道を受けて、心配していたことがすでに起きています。
SNS上で、2人を責めたりする投稿が見られます。
私が見たところ、誹謗中傷のような痛烈な投稿はさほど見られないけど、それでも、ちくりと批判をしている投稿は少なくないです。
ただ今回は、2人に対する批判的なものよりも、プロ野球の開幕がどうなるのだろうかという心配の声の方がとても多いです。
みんなプロ野球開幕をとても楽しみにしているんです。
6月19日プロ野球開幕は可能なのか
NPBは「特に開幕に影響はないと現時点では考えております」としていますが、あくまでも現時点。
これから巨人は、これまで希望者だけだったPCR検査を、明日これ以外の全ての1軍メンバー、スタッフなどについて実施するそうです。
当面はこの結果に注目が集まりそうです。
心配なのは、菅野投手を始め、試合に出場していた選手が、坂本、大城選手が触ったボールを触って、目、鼻、口に触っていれば感染の心配がないのかどうかなどです。
下手すると、明日の検査で陰性でも、今後2週間後は注意が必要なのかどうか?
当分は、巨人の検査結果にプロ野球開幕の可否がかかっていると思います。
もしも?
そんな考えはしたくないけど、もし開幕が延期に出もなれば、最悪のシナリオすらささやかれてきそうです。