カープの来季外国人戦力1軍枠争い -2019年12月14日現在-
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カープが補強した来季新外国人選手

今季優勝を逃し、CS進出までも逃したカープは、来季に向けての補強の動きはとにかく早かったです。
オフに入って、3人の新外国人選手を補強しました。
これは、他球団の戦力補強状況を考えれば、かなり早い対応です。
その補強した3選手とは・・・。

投手は2選手
DJ・ジョンソン投手とテイラースコット投手

どちらの投手も150キロ以上のストレートが投げられて、セットアッパーはもちろん、ストッパーとしての期待もかかります。
今季苦しんだ中継ぎ陣の層が厚くなった感じです。

野手は1選手
ホセ・ピレラ外野手
外野手と記事では表記されていますが、獲得当初は菊池涼介選手がポスティングシステムでメジャー移籍をした場合に、セカンドを埋めるという補強でもありました。
メジャー6年間で通算17本塁打で、数字的にはぱっとしないけど、朝山打撃コーチが「パワーヒッター、シンプルに強く振れる」とほれ込んだ選手ですから、長距離砲としての期待もかかります。
佐々岡監督が就任会見で語った「クリーンアップの長打力の補強は欲しいところではあります」という希望がかないそうな補強です。

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カープの来季外国人戦力1軍枠争いはレベルが高い

来季の契約が不透明なバティスタはここでは外しておきます。

来季の外国人選手は7選手
投手 Kジョンソン、フランスア、DJ・ジョンソン、テイラースコット、モンティ―ジャ
野手 メヒア、ピレラ
この中で、1軍外国人枠は4選手のみ

おそらく投手3野手1の枠で登録してくると思います。

1軍外国人枠 投手

まず投手枠を3選手とした場合、
今季までの実績を考えれば、Kジョンソン、フランスアの2投手は有力です。
Kジョンソンは先発ローテーションの一角としてアクシデントや、よほどの不調がない限りは間違いないです。
ただフランスアは今季、昨年のような爆発的な投球は見られず、守護神として失敗も多かったので、新外国人投手に枠を取られる可能性はあります。
あと1枠は、DJ・ジョンソン、テイラースコット投手のどちらかになるでしょう。
どっちがキャンプ、紅白戦、オープン戦で結果を残せるかにかかっています。

モンティ―ジャは、先発枠での待機組に回る可能性が高いです。
シーズン中には、中継ぎの誰かをファームに落として、先発としてのチャンスが巡ってくることも考えられます。そんなベンチワークが見ものですよ。

1軍外国人枠 野手

1軍枠の野手を1枠のみと考えた場合、メヒアピレラの一騎打ち。
バティスタがもし契約更新してきたら競争はかなり激化します。
バティスタの契約はたとえ更新しても、出場停止期間が終了しても、すぐには起用して来ないと思いますし、ここはバティスタは外して考えてみます。

1軍実績のあるメヒアなのか、未知なる戦力のピレラなのか?
ピレラに関しては、紅白戦、オープン戦を見ないと全くわかりませんから、そこを見てからの評価になります。
メヒアよりも結果を残せば、もちろんピレラが1軍枠を勝ち取るでしょう。
もし同じレベルであっても、外野に加えて二、三塁も守れるというユーティリティー性が魅力のピレラで決まりでしょう。
メヒアが1軍枠に残るためには、ファームで残した数字を1軍で残せないと苦しいです。
バティスタが不在になってから、1軍にいたメヒアだけど、ファームのような数字は残せず、安定感に欠けるバッティングでした。
ただ、今季の経験が来季生きて行くのかもしれませんが、まだボール球に平気で手を出して凡退を重ねて行くイメージが強いので、そこから脱却した姿が見れない限り、ピレラの方が楽しみを持って見れます。
朝山コーチの評価から、一発で試合をひっくり返すバッティングをしてくれるのではないかという期待を抱かせるピレラを早くみたいです。

バティスタの契約問題も気にならないような、ピレラとメヒアの1軍枠争いになったらいいですね。
キャンプインまで、もう残り2か月もありません。
ピレラが凄いバッティングをキャンプで見せ始めたら、バティスタの契約更新もトーンダウンしてくるかもしれません。
今は、この2人の争いに要注目です。

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