大盛穂選手 育成から支配下契約へ
昨年育成ドラフト1位指名だった大盛穂外野手について、カープ球団が来シーズンの支配下登録すると発表されました。
大盛選手、今シーズン2軍成績は以下の通り。
109試合 303打数75安打 打率.248 盗塁数16
カープ2軍の全121試合のうちで、109試合出場ですから、育成選手とはいえ、いかに将来性を見込まれて起用されていたのかお分かりいただけるはずです。
シーズン中、その活躍が注目され、「将来性のあるすごい選手がいる」としてスポットを浴びた時がありましたので、2軍に精通していないカープファンでも、大盛選手の名前をご存知の方はいらしたでしょうね。
最近は育成枠から支配下登録された選手の活躍、特にソフトバンクの育成枠から這い上がって来た選手の活躍が注目されていますので、こうしたニュースもしっかりチェックしておきましょう。
外野手はかなりの激戦区ですが、盗塁数から見て俊足を武器に1軍に這い上がってきてほしいですね。
新外国人獲得の可能性は低くなった
今回の大盛選手の支配下登録で、新外国人の獲得の可能性は低くなったのではないでしょうか?
というのも、以前のブログで触れたカープの支配下選手についてです。
今季のカープの支配下選手は70名でした。
そこから、引退2選手(永川・赤松)、戦力外6選手(横山・飯田・岩本・長井・庄司・船越)
契約除外の外国人選手4選手(ローレンス・レグナルト・ヘルウェグ・サンタナ)と12選手減りました。
(注)育成枠の戦力外(岡林・木村)はこの場合考えないものとします。
そして、ドラフトで6名指名(森下・宇草・鈴木・韮沢・石原・玉村)
新助っ人2名(DJジョンソン・ピレラ)と8選手が入団(ドラフト指名した選手は全員入団前提)して、支配下選手はこの時点で66名。
そして、大盛選手の支配下契約が決まったことで、67名となりました。
現段階で、支配下登録選手の空きは3。
来季スタート時から、支配下登録枠70名いっぱいにはしないと思いますから、あと戦力補強があっても1名か2名の補強までと予想します。
新外国人獲得よりもドミニカンの登録か
そういう状況なので、おそらく新外国人獲得よりも、ドミニカンの現在育成枠メナ投手、もしくは現在参加しているカープアカデミーの練習生の育成枠登録か、いきなりの支配下登録(可能性はよほどのことがない限り育成からと思いますが)の可能性の方が高いと思います。
あと1選手か2選手のみの補強になりそうですが、そう考えるとドミニカン同士の支配下登録枠の争いはかなり熾烈です。