カープ春季キャンプ 最終クール オープン戦初戦 -2月22日-
カープの第2次沖縄キャンプもいよいよ大詰めで最終クールに入りました。
今日からはオープン戦3連戦。
勝敗は気にならず、注目の選手の仕上げ具合だけに注目しています。
堂林が今季はやってくれると思う理由
今季のカープの1塁は松山が最有力でした。
その松山が離脱した今、そのファーストのポジション争いは堂林と安部が争っています。
あと1人、どうなるかわからないけどバティスタという存在もいます。
今年は開幕スタメンの大チャンス
そんな熾烈なポジション争いの中で、首脳陣から今一番評価されているのが堂林。
野村謙二郎監督時代には、近い将来のカープの主軸に育てあげるということで、150三振を数えながらも、とにかく我慢に我慢を重ねながら起用されていました。
粗削りながらも思い切ってバットを振り込んでいたあの頃は、凡退してもとにかく期待の方が大きかったのを覚えています。
ちょうど、巨人では坂本を我慢しながらも起用していたのと重ねて見ていました。
当時、そんな堂林の三振数の多さを懸念した当時の打撃コーチが、三振数を100を切ることを春季キャンプの目標にしました。
残念ながら、そのことが原因かどうかはわかりませんが、伸び悩んでしまいました。
そしてここ数年は1軍での出場回数も減って低迷を続けた堂林。
昨シーズンは、1度お立ち台に立つ活躍を見せ、その頃から徐々に輝きを放ち始めたような気がします。
今年にかける決意のあらわれ
今年に入り、鈴木誠也らとともに自主トレを敢行。
後輩からのアドバイスに耳を傾けて復活を誓い、がむしゃらに頑張る姿に、それは今年こそはと期待させるようなものでした。
そして春季キャンプに入ってここまでの好調ぶり。
その期待はますます大きくなり、今年こそはという活躍の予感がします。
そんな堂林が、今年は違うと感じさせるものがあります。
今年は違うと感じる理由
自信の表情
打席でも、守備についていても、その表情はとても自信に満ち溢れています。
今までは打席で、三振することを恐れて、バットに当てるだけに徹して、終局的でおどおどとしていたように見えていました。
バットを決して振り切らず、ただ当てているだけのバッティング。
だから、内野ゴロとかフライしかなくて、外野になかなかボールが飛ばなくなっていました。
バットをしっかり振っている
今年は、思い切りバットを振り切れています。
だからこそ、ゴロであっても強いゴロが打てているから、野手の間を抜けて行くし、何よりしっかり外野に持って行ってます。
今日の逆転2塁打も、相手の失投っぽいけど、あのストレートを思い切り叩けているから、左中間の頭上超える打球が飛んで行ってます。
ここからもし結果が出せなくなった時、バットを自信持ってしっかり振り切れているかどうかをチェックしていきたいと思います。
ただ、打席でどっしりと構えられているし、落ち着きも感じられるので、この調子でいけると期待しています。開幕までのあと1カ月をとにかく無事に仕上げていって欲しいと願うばかりです。
我が家の一番の推しの堂林。
今年はいつも以上のわくわく感で見れています。
高いレベルでのポジション争いは見ていてとても頼もしいです。
開幕投手は大野雄大投手。
左投手ということで、堂林の開幕スタメンの可能性は高いのですが・・・
バティスタと契約更新するのかどうか
たとえ更新しても、開幕戦にコンディションを整えるのは無理でしょうし、やはり堂林が最有力と思います。