カープ秋季練習で1軍へ絶賛アピール中
カープの秋季練習が行われていた中、いろいろな選手の情報が届いています。
今季1軍で期待の成績を上げられなかった選手や、まだ1軍経験の少ない、または1軍経験がまだない選手たちが、もがいてもがいて練習している様子は、ファンにとっては大変気になるところです。
そんな中で、私が注目したのはこれです。
先発ローテーションを任せられながら、序盤に失点を重ね降板することが多かったアドゥワ投手。
今季は1軍2軍を行き来したこともありましたが、2軍では安定した内容を残せていました。
ところが、期待を込めて1軍に上げられても、先発としての責任を果たせずという姿をずっと見ていましたが、今秋のキャンプや練習などを見ていると、このレベルの紅白戦などの試合では安定感ある投球を見せてくれています。
彼の場合は、球威というよりも、低めにどれだけ集められるかの制球力が重要だと見ていますから、アドゥア自身もコメントを残しているように、「1球1球の精度の向上」に磨きをかけて、来季はさらなるブレイクをして欲しいと期待しています。
昨年はシーズン通して1軍を守り続け実績を上げましたが、来季は先発ローテーションとしての活躍を予感させる選手です。
アドゥワ投手は、1軍経験がある選手ですが、まだ1軍経験がない選手でブレイクの予感がする選手が話題に上がっています。
徐々に、カープの情報番組の露出が増えて来た選手なので、すでにご存知のファンも多いと思います。
カープ2軍に何か凄いブレイクしそうな選手とは
このところ脚光を少しずつ浴びている一人の若鯉がいます。
それは、今季ウエスタンリーグでも、輝きを放っていた背番号69 羽月隆太郎 選手です。
身長167センチ 70㎏と小柄な体格ながら、ミート力のある打撃が持ち味。
さらにセールスポイントは50メートル5秒7という俊足。
プロでの目標は「トリプルスリー。盗塁は30ではなく40、41と伸ばしたい」
憧れの選手は「菊池涼介」
今季は、高卒1年目ながらファームでは121試合中89試合に出場。
217打数65安打 打率.300 盗塁23
高卒1年目で打率.300という数字。
これは、丸選手(.288)、鈴木誠也選手(.281)を上回る成績ということで、一目おかれるスポットが当たっています。
まだ1軍経験がない羽月選手は、現在「(春の1軍キャンプ)絶対行くっていう気持ちで取り組んでいます」と泥まみれで猛練習中のようです。
羽月選手が1軍に向かうための課題は
今季のファームでの実績を先ほどご紹介しました。
カープのウエスタンリーグ121試合
89試合に出場
【打撃】217打数 65安打 打率.300 盗塁23 9打点
*23盗塁に対して、18の盗塁失敗もありまだまだ成功率は低いです
*四球の数が6個。打席数からして、もう少しあってもいいのではないかと思いますから、選球眼がどうなのか見てみたいです。ちなみに三振の数は27個と多くはありませんので、評判通りのミート力はあると思います。
【守備】
2塁 78試合 刺殺116 補殺201 失策8
遊撃 3試合 刺殺6 補殺4 失策1
*主に、セカンドが本職で、守備もそつなくこなしてくれそうです。
以上の数字から見えてくる課題は、盗塁の精度。
あとは、タイプからしてどれだけの選球眼で四球をとれるか?
ちなみに、出塁率は.322と、打率.300のことを考えればそんなに高くありませんから、そこを向上させてほしいと期待しています。