愛犬にとっての幸せについて考えてみた

B!

縁あって我が家にやって来た愛犬たち

何かの縁があって、家族になってくれた我が家の愛犬ミニチュアダックスフンドのロックとなな。
ロックは生後2か月余りの時に、縁あって、我が家にやって来ました。
それはそれは、超がつくくらいに可愛がってきて、7年が経過しようとしています。
ななは、ロックとドッグカフェ通いをしていく中で、同じミニチュアダックスのいちごちゃんのママと知り合って、ロックといちごちゃんとの間に生まれて来た娘わんこです。
ロックと同じ生後2か月で我が家にやってきました。
初めて迎えた女の子。
今まで、男の子ばかり飼っていたので、戸惑いがありましたが、日に日に、女の子の可愛さを感じて、この子もまた超可愛がって2年が経過しました。

このように、強い愛情を注いでいますから、さぞかし幸せを感じてくれているに違いないと思っていますが、はたしてどうなんでしょう?

愛犬は幸せを感じてくれているかな?

我が家の愛犬が一番可愛いから理想を求める

これは誰だってそうですよね。
我が家の愛犬が一番可愛いに決まっています。
だからこそ、よそのわんこを見ていて、「いいな」と思う行動や、性格などを、愛犬に押し付けていた自分がいました。
私の場合、愛犬に度が過ぎるしつけをすることが、可哀想で出来ない性格なのですが、それでも、他のわんこはこれが出来るのだから、うちも出来るはずだと押し付けることがありました。
これって、きっと愛犬は幸せを感じてないんだろうなぁとふと考えたりしていました。
事実、わんこにとっては迷惑な接し方をしていたそうです。

愛犬としっかり向かい合って、うちの愛犬が出来ることをしっかりわかってあげて、それに合わせた接し方をしてあげることが幸せだと反省して、今ではロックとななの個性を知った接し方をしています。

ついついやってしまう可愛がり方

しつけをしている最中に、きちんと守れている愛犬を見て、大げさに褒めてあげるとともに、ついつい顔をすりすりしたり、抱きしめたりすることがあります。
これって、愛犬との接し方としてはNGだそうです。
きちんと信頼関係があれば、アイコンタクトだけで十分、わんこは喜んでいるそうです。
もし、信頼関係がなければ、アイコンタクトは威嚇にもつながるかもしれない行動ですから、そんな時は、優しく撫でて信頼関係を築くようにすればいいと思います。
我が家は、ななが女の子ということで、かわいらしさ倍増で、ついつい顔すりすりしています。
ななは、喜んで顔をなめ返してくるのですが、本当に幸せいっぱいになめてくれているか、専門家の方に聞いてみないとわかりませんね。

他のわんこと仲良くさせたいんだけど

私たちは、よくドッグランに連れて行きます。
ロックを迎え入れた時には、今を思えば、強引に他のわんこに引っ付けて挨拶をさせていました。
愛犬もお友達が出来たら、とても楽しいと感じていたので、いつもそうしていたのですが、冷静に考えれば、私たちが楽しもうとしていただけかもしれません。
ななは、そんなロックとの接し方の反省に基づいて育てていますから、そういう行動はあまりした記憶がないです。
結果から言うと、ななに対しての行動が正解のようです。
人間が、無理やり、愛犬を他のわんこに押し付けて仲良くさせようとするのではなく、犬同士に任せればいいのです。
自然に、犬同士が仲良くなりたいと思えば、お互いに、お尻のニオイをくんくんさせながら、交流が始まります。たとえ、仲良くしなかっても、決して、無理やり引っ付けない様にします。
それが相性だし、人間だって、時間をかけて仲良くなる人もいるわけですから、犬同士も会うたびにだんだん仲良くなる関係もあります。

ただ1つ言えること。
相性抜群の犬同士だと、初対面も束の間で、あっという間に尻尾ぶんぶん振りながら、遊び始めます。

相性を考えずに多頭飼いを始める

最後に、1頭よりも2頭いたら、とても人も愛犬も幸せになるのではという考えで多頭飼いを検討している方の参考になればと思い書きます。

私たちは多頭飼いしていますが、今さらながら、先にいたロックのことを全く考えずに、ななを迎え入れました。
ロックの子どもですから、迎え入れたら、ロックがとても喜んで楽しいだろうという安易の気持ちだったからかもしれません。

ロックの性格はとても穏便たれ(怖がり屋さん)。
ななが、我が家にやって来て、同じスペースに入れると、ななはロックに引っ付こうとするけど、ロックは逆にななを攻撃するほどで、とても嫌がりました。
何日か経過しても、同じような行動をするので、行きつけのドッグカフェのマネージャーさんに、「仲良くなりますか?」と悩み事を相談したほどです。
その時「必ず仲良くなる」とアドバイスをもらい、安心したのを覚えています。

結果すぐに、ロックはななを受け入れてくれて、今では、ななをベタ可愛がりをしているお父さんわんこですが、それでも最初はとてもストレスを与えていたみたいで反省しています。

もし、これから多頭飼いを検討されている方がいらっしゃいましたら、最初は十分に考えてあげてください。
最初の行動を誤ってしまうと、ずっと相性の悪いもの同士になってしまう可能性があります。
結局、多頭飼いは、先にいるわんこの幸せのためではなく、飼い主の独りよがりな幸せのためにやっていることだと思うので、気をつけるようにしましょう。

結局、幸せなわんこってどんな犬何でしょう

人間にとってとても快適な部屋で過ごしてもらうこと
贅沢なとても高価なフードを食べてもらうこと
とても可愛い服を着させておしゃれさせること
そんな全てをやっていることが、幸せな犬ではありません。

幸せな犬とは。
飼い主を信頼して、
いつも飼い主さんの愛情を感じられて、
愛犬が安らげる環境を作ってあげて、
安心してうとうと出来て穏やかな生活が出来れば、十分に幸せなんです。

人が幸せになるために犬と接していくのではなく、
愛犬が幸せになるための接し方をして、本当に幸せな愛犬を見ることで、人が幸せになるということが一番理想の関係だと思います。
こんな、もっともらしく書いた私は、まだまだ実践しないといけないことばかりですが・・・。

 

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