
第98回箱根駅伝予選会2022
今や、お正月の風物詩となった箱根駅伝。
第97回箱根駅伝(2021年)で10位以内に入り、すでに出場を決めている10校から外れている大学が、本大会出場を目指してしのぎを削る箱根駅伝予選会。
近年の箱根駅伝人気を反映して、この予選会にも注目が集まり、テレビ中継されるほどになりました。
この予選会の結果発表の場面、特に本戦出場が決まるかどうかの10位の発表のシーンは、特に注目が集まっています。
そんな大注目の「第98回箱根駅伝予選会2022」。
この予選会でし烈な戦いを制して、予選通過する10校はどこかについての展望です。
第98回箱根駅伝2022予選会 日程と放送
【日程】2021年10月23日(土)
【スタート時間】9時35分スタート
【放送】
地上波 | 日テレ 2021年10月23日(土)9:25~11:25放送(一部地域を除く) |
BS放送 | BS日テレ 2021年10月23日(土)19:00 (録画) |
第98回箱根駅伝2022 出場チーム
第98回箱根駅伝2022に出場できるのは20校と関東学生連合チームを合わせた21チームです。
■第97回箱根駅伝2021 1位~10位までのシード校
駒沢大学 |
■第98回箱根駅伝予選会 1位~10位までの10校 |
■関東学生連合チーム(本戦出場を逃した各学校からの選抜チーム) |
第98回箱根駅伝2022予選会展望
この予選会は、いまだ出場を決めていない各校が、本戦出場を決める10位以内を目指したし烈な戦いとなります。
競技方法は、ハーフマラソンを各校最大12人までが出走可能(留学生は1人)で、上位10人の合計タイムで選ばれます。
予選会通過 上位予想校(3校)
明治大学 予選会1位通過
昨年の本大会でも上位候補でしたが、序盤に予想外の遅れを見せてしまい、そのまま上位に食い込めず11位に終わり、シード権獲得ならず。 もともと実力のある選手をそろえているだけに、本戦出場しても上位候補になる実力校。 予選会は、そんな実力を発揮してトップ通過の最有力校。 |
中央大学 予選会2位通過
前回も予選会からの通過。 1万メートルの持ちタイム28分台9人と、実力ある選手が多くまとまっているので、取りこぼしは考えにくいチーム。 明治大学と争うくらいの上位通過が期待される。 |
中央学院大学 予選会7位通過
昨年は、まさかの予選会12位で本戦出場を逃しました。 持ちタイム28分台6人と層は厚く、前回の悔しい経験を胸に、今年は巻き返ししてきそうです。 |
予選会通過 有力校予想(4校)
日本体育大学 予選会3位通過
現在73回大会連続出場を誇り、予選会に回ってもすべて通過してきています。 伝統校の強さでしょうが、10位以内に入るのは確実と思われます。 |
拓殖大学 予選会11位出場ならず
前回予選会1位のジョセフ・ラジニ(3年)が強力。 全日本選考会も4位通過と安定した実力を持ったチームです。 |
神奈川大学 予選会5位通過
予選会はここ最近確実に通過をして本戦出場を決めています。 ここまで11年連続出場と本戦の常連校となっている安定ある成績を予選会で発揮してくれそうです。 |
法政大学 予選会6位通過
ここまで本戦6年連続出場。 前回は1区区間賞を取るなど見せ場を作りました。 全体的に層の厚さに不安はあるものの、予選会11位以下になることは考えにくいです。 |
予選会通過 ポーターライン予想(6校)
城西大学 予選会15位出場ならず
予選会出場校中、ハーフマラソン平均タイムが6位。 全日本選考会13位というのが気がかりだが、前回1区区間7位、5区6位の選手がまとめてたくれば10位以内は食い込めそう。 |
国士館大学 予選会10位通過
予選会出場校中、ハーフマラソン平均タイムが3位、1万メートル平均タイム10位。 |
山梨学院大学 予選会4位通過
予選会出場校中、ハーフマラソン平均タイムが11位、1万メートル平均タイム9位。 留学生がしっかりタイムを出して、他のメンバーがどこまでまとめてくるか。 |
日本大学 予選会21位出場ならず
予選会出場校中、1万メートル平均タイム7位。 前回はまさかの予選敗退。今年は、27分台の留学生をはじめ、28分台も3人いてボーダーライン上。 |
大東文化大学 予選会12位出場ならず
予選会出場校中、1万メートル平均タイム11位。 全日本選考会で途中まで見せ場を作る展開を見せ、3年ぶりの出場に期待。 |
上武大学 予選会14位出場ならず
予選会出場校中、1万メートル平均タイム13位。 ボーダーライン予想も少し苦しいが、まとめていけば取りこぼしのあった学校を追い抜く実力はあります。 |
*予想漏れ
専修大学 予選会9位通過
第98回箱根駅伝2022予選会 展望まとめ
第98回箱根駅伝2022の本戦出場は、予選会上位10校に与えられます。
ここまで、1万メートルの平均タイム、ハーフマラソンの平均タイム、全日本選考会の結果を踏まえて、予選通過候補13校をあげてみました。
この中から、予選会通過10校が出てくるのが有力と見ますが、何が起こるかわからないのがこの予選会の怖さです。
ここまで候補としてあげていない注目校はあります。
ここまでの実績では予選通過は厳しいかもしれませんが、もしかしたらという期待を持てる学校を最後にあげておきます。
【最後の枠10位に食い込める期待校】 *駿河台大 予選会8位通過 (留学生の成績次第で10位に食い込める) *麗澤大 予選会28位出場ならず (予選会いつも惜しいところで敗退している) |
箱根駅伝出場を目指して、この1年間切磋琢磨をしてきた参加校の戦いに注目です。